今回は「高校これでわかる基礎反復問題集 物理基礎」を紹介します。
表紙に白熊?が載っているかわいらしい問題集です。
全体概要
全体像がこちらです(個人的感想)
項目 | 星の数 | 説明 |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 物理基礎の中でも基本的な部分を取り扱っています |
到達度 | ★★★☆☆ | 共通テスト(センター試験)の過去問に取り組めるレベルになります。 |
必要時間 | ★★★★☆ | 250問あります。物理基礎の問題集の中では比較的多いです。 |
有名度 | ★★★★☆ | シグマベストシリーズは有名です。 |
図の多さ | ★★★☆☆ | 他の問題集に比べて文章の穴埋め問題が多いので、図が少なめです。 |
では詳しく説明していきます。
概要
大学受験向けの問題集では数が少ない、書き込み式の問題集です。
サイズはB5判ですので一般的な大学受験の参考書よりも大きいです。(一般的なノートがこの大きさです)
本冊が約80ページ、解説は別冊(40ページ)としてついています。
どの公式を使用すれば解けるかが書かれていますし、なぜこのように解けばよいのか、その理由が書かれているので、解説が分かりやすいです。
また、赤白黒の3色刷りで構成されています。
内容
公式や用語のまとめ(赤シートで隠せます)が1ぺージ程度。
「基礎の基礎を固める!」と題された、穴埋め形式の問題が1, 2ページ。
その後に「テストによく出る問題を解こう!」が載っています。これは定期テストに出そうな問題が載っています。
さらに章末問題としてその次に「入試問題にチャレンジ!」のページがあります。
(力学、エネルギー、波動、電磁気と原子の各分野の最後にあるため、全部で4つです)
問題数は以下の通りです。
「基礎の基礎を固める!」
力学 22問 + エネルギー 45問 + 波動 17問 + 電磁気、原子 40問 = 合計124問
「テストによく出る問題を解こう!」
力学 25問 + エネルギー 37問 + 波動 13問 + 電磁気、原子 28問 = 合計103問
「入試問題にチャレンジ!」
力学 4問 + エネルギー 9問 + 波動 3問 + 電磁気、原子7問 = 合計23問 です。
1問1問は重くないので全部取り組みましょう!
難易度
難易度としては基礎の基礎から取り扱っています。
学校の定期テストにも使えます。
入試で使う人は各章の最後にある入試問題にチャレンジしてください。
ここでは実際に出された私立大や国公立大の過去問題を取り扱っています。
その問題は物理基礎ではなく、物理の問題だと思いますが、物理基礎の知識だけで解けるようになっていますので、ぜひ取り組んでください。
全体的に教科書の内容が分かれば解けるようなレベルの問題ですので、物理基礎の問題集の1冊目としておすすめです。
まとめ
今回は「高校これでわかる基礎反復問題集物理基礎」を紹介しました。
問題数は250問とそれなりにありますが、力になるのでぜひ取り組んでください!
高校これでわかる問題集物理基礎 (高校これでわかる問題集新課程版)