今回は宇宙一わかりやすい高校物理について説明します
その名の通りできる限りわかりやすい説明を心掛けている参考書で物理を始めて学ぶ人におすすめです!
宇宙一わかりやすい高校物理
全体概要はこちらです
項目 | 星の数 | 説明 |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 初めて学ぶ人向け |
到達度 | ★★☆☆☆ | ひととおりの知識が身につけられます |
必要時間 | ★★★★☆ | 2巻合わせて合計1000ページ以上あるため時間はかかります |
図の多さ | ★★★★★ | たくさん使っています |
例題の数 | ★★★☆☆ | 少し物足りない気がします |
有名度 | ★★★★☆ | 多くの書店で手に入ります |
初学者向けの参考書として有名です。
では早速紹介していきます!
量は?
上巻にあたる力学・波動編は別冊も含めると500ページ以上という分厚さ。
そして下巻にあたる熱・電磁気・原子編も500ページ以上です。つまり合計1000ページ以上です。
ページ数だけ考えると量が多すぎて読むのがたいへんそうですが、右ページに図を多く取り入れているので思ったよりは早く読み終えられます。
というか右ページはほぼ図です。
タイトルが「宇宙一わかりやすい」である通り、できる限り分かりやすい説明を心掛けているので量が多くなってしまうのは仕方がないでしょう。
それに加え、基礎を身につけるには大量のことを理解して暗記する必要があります。
したがって、量は多いのですが、詳しく書かれている!とポジティブに考えて取り組みましょう。
誰向け?
どのような読者を想定しているかといいますと「物理を始めて学ぶ高校生向け」でして、授業で物理を勉強したことがない人にも十分取り組めるやさしさです。
右ページの図解でイメージを膨らませ、左ページの文をしっかり読み込むことで理解できます。
また、物理を一度勉強したが、授業についていけなかった人にもおすすめです。
タイトルの通り「宇宙一わかりやすい」ことを目指した参考書ですので、難しい内容を取り扱っていませんし、説明もできる限り分かりやすく書かれています。
それに加えてもう一つ、「参考書の厚さが気にならない人」向けでもあります。
先ほども書きましたがかなーり厚さがあります。
ページ数が多くてもやる気を維持できる人でなければきびしいでしょう。
内容
~だ。~である。のような堅苦しい口調ではなく、口語口調(話し口調)で書かれています。
そのため文字を読むのが苦手な人でも親しみやすいかと思われます。
レイアウトとしては見開き1ページで完結しているため見やすいです。
参考書が見やすいというのは本当に勉強が進めやすくなるので助かります。特に物理を初めて学ぶ方は今何をやっているのかが分からなくなることが減るので、つっかえてもすぐに頭を整理しなおすことができます。
気になる点としては数学的な要素が少ないことですね。
厳密さよりも分かりやすさを重視しているため仕方がないとは思います。
問題集
問題集は別冊としてついています。
物理を学ぶうえで問題演習は必須です。
ただしこの別冊だけでは少し物足りないと思いので問題集を一冊買うことをおすすめします。
まとめ
今回は宇宙一わかりやすい高校物理を紹介しました。
初学者向けの参考書として有名でわかりやすさに定評があります。
物理が全然わからない方にぜひ一度読んでみてほしい一冊です。