今回は坂田アキラ先生の参考書を紹介します。
坂田先生は数学や化学の参考書を多く出しているので、他教科と一緒に購入するのもアリです。
大学入試 坂田アキラの物理基礎・物理[電磁気・波動・原子]の解法が面白いほどわかる本は物理が苦手な人でも取り組める参考書です。
全体概要
こんな感じです。(個人的感想)
星の数 | 説明 | |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 物理を始めて勉強する人でも始められます。 |
到達度 | ★★☆☆☆ | 基礎的なことは身につきます。 |
必要時間 | ★★★★★ | 力学・熱編は428ページ、電磁気・波動・原子編は511ページです。 |
有名度 | ★★★★☆ | 魁皇が面白いほどわかる本シリーズで有名な坂田アキラ先生が著者です。 |
図の多さ | ★★★★★ | 図が非常に多いです。 |
作者は数学と科学の参考書を多く出している坂田アキラ先生です。
黄色の表紙が特徴的です。
難易度
この参考書のターゲットは物理は初めて勉強する人です。
そのため取り扱う内容はかなりやさしめで、基礎の基礎から説明してくれます。
他の参考書を使ってもわからなかったが、これを使ったらできるようになったというレビューも多いです。
さらに三角関数など、他分野の知識が必要なときは説明してくれます。
出てくる問題もかなり簡単ですので、1冊目におすすめです。
内容
書き方にかなりクセがあるので、一度中身を見てください。
Amazonなどで試し読みができます。
絵が多く、イメージが湧きやすいです。
また、長い文章を書いて説明するのではなく
文章
↓
文章
のように矢印を使って説明するので長文を読むのに苦手な人でも取り組めると思います。
重要用語の説明をところどころしてくれます。
文章の途中に書かれるのではなく、しっかりと枠で囲まれているので、何を覚えればいいのかが分かりやすいです。
特に物理では計算や現象を理解することを重視して、用語を覚えることを軽視してしまうことがあるので、確実に覚えておきたいです。
問題は公式に代入するだけで解ける問題があるので、全体的にかなり簡単です。
出てくる式の途中式は省略されず、ほぼ1行ごとに説明が入るのでわからなくなることはないでしょう。
式変形が省略されないのは勉強をする上で非常に役立ちます。
次に使う問題集
この参考書と同レベルの本は「宇宙一わかりやすい高校物理」や「漆原晃のおもしろいほどわかる」シリーズです。
では、こちらの次に使う問題集といえば「物理のエッセンス」や「入門問題精講」です。
物理では問題を解くことが大事ですのでこれらを使ってたくさん解きましょう!
まとめ
基礎の基礎から説明してくれる参考書ですが、少し書き方にクセがあるので一度中身を確認してください!