今回は物理をこれから学ぶ人におすすめの参考書を紹介します!
物理学は最初で躓く人が多い科目です。
初心者の方でも取り組めるような参考書を4冊用意しました!
1.漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本
大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[力学・熱力学編]が面白いほどわかる本
「力学・熱編」「電磁気学編」「原子・波動編」の三冊構成になっています。
ぺージ数がそれぞれ約300ページで、合計約900ページとなっています。
この参考書の特徴は何といってもわかりやすさです。
特に授業についていけなかった人に人気で、この本に出会えたことで物理が得意になったとの声も聞きます。
なぜわかりやすいのかといいますと、問題の解き方の手順をシンプルに書いているからだと思います。
いくら説明が分かりやすい参考書を読んでも、問題が解けないということが多々あります。
これは問題をどのように解けばよいかが分かっていないからです。
内容を理解したつもりでも解き方が分からないと、正解はできません。
そこで役に立つのが今紹介している、漆原先生の参考書です。
丁寧な解説に加え、例題を通じてどのように考えればよいかが書いてあるので、着実に力をつけることができます。
アマゾンでの試し読みが結構できるので、是非一度読んでみてください!
ちなみに残念ながら表紙に出てくるかわいらしいキャラクターは登場しません。
2.宇宙一やさしい高校物理
宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動
宇宙一わかりやすい高校物理(電磁気・熱・原子)
かなりボリュームのある参考書です。
2冊構成ですが別冊含め合計で1000ページ以上あります。
ページ数が多いということはどういうことか?
それは他の参考書に比べ図や説明が多いということです。
宇宙一わかりやすいというタイトルの通り、解説を詳しく、丁寧に書こうとした結果分厚くなったのでしょう。
ただし、ページ数が多すぎると、モチベーションが保てない人には向いていないでしょう。
内容に関しては話し口調で、優しく書かれています。
また、左ページに説明、右ページは図が中心ですのでレイアウトが良く、見やすいと感じます。
問題集が別冊としてついています。
他の教科ももちろんですが、特に物理は問題演習が大事です。
別冊で付いているということは持ち運びに便利ですので、
家で本体を使って勉強し、学校や塾で別冊を使い問題を解くというやり方が良いかもしれませんね!
3.新チャート式
いわずと知れた数学の中でも非常に有名な一冊であるチャート式シリーズ。
実は理科でもチャート式は出ています。
ただし、構成が数学とは大きく違うので注意してください。
理科におけるチャート式シリーズは問題集ではなくて、教科書です。
教科書をわかりやすく、丁寧に書いた一冊だと思ってください。
ただし、教科書とは違う点があります。
それは練習問題に解説がしっかりと付いているということです。
普通教科書の練習問題には解答しかついていません。
詳しい解説は先生に聞くか、教科書ガイドを買ってねということになっています。
しかし、このチャート式はすべての練習問題に解答、解説がついています。
そのため、独学でも勉強しやすい一冊になっています。
他の参考書との違いは話し口調ではなく、「~だ。」「~である。」といった少々堅苦しい文体であることです。
4.秘伝の物理講義
秘伝の物理講義[力学・波動]
秘伝の物理講義[電磁気・熱・原子]
秘伝の物理講義は「力学・波動」と「電磁気・熱・原子」の2冊構成になっています。
さらに秘伝の物理問題集と秘伝の物理問題集highがあるため、つなげて学ぶことができます。
この参考書の特徴は何といってもyoutube上で作者の青山先生が授業をしていることです。
参考書の一部だけを授業しているのではなくて、全分野行っています。
さらに秘伝の物理講義だけでなく、秘伝の物理問題集の方の解説も行っています。
板書がきれいで見やすく、問題文からどの物理量が分かっているかを書いてくれているので問題に取り組みやすいです。
教科書に書いてある内容よりも簡単なレベルからひとつひとつ丁寧に説明してくれますし、授業動画もあるので一番挫折しにくいかもしれないです。
まとめ
今回は様々な参考書を紹介しました。
どれも一冊目におすすめで、独学の方でも取り組める参考書ですので頑張って勉強しましょう!