今回は物理入門問題精講を紹介します。
シリ―ズとして生物や化学、数学にも入門精講シリーズはありますし、基礎問題、標準問題精講は現代文にもあるので、有名な問題集です。
新入試対応の物を紹介しますがカバーが変わっただけで改訂前と内容は変わらないみたいです。
では全体概要を見ていきましょう!
全体概要
全体概要はこちらです。(個人的感想)
項目 | 星の数 | 説明 |
難易度 | ★★☆☆☆ | 入試において入門レベルです |
到達度 | ★★★☆☆ | 共通テストで60~70点狙えるようになります |
必要時間 | ★★☆☆☆ | 240ページ程度です |
図の多さ | ★★★★☆ | 図をたくさん使用しています |
例題の数 | ★★★☆☆ | 117題あります |
有名度 | ★★★★☆ | このシリーズは有名です |
問題数は117題、ページ数は240ページです。
シリーズ
著者は違いますが、入門精講シリーズは数学や化学、生物も出されていますし、文系科目も出されています。
シリーズとしては入門のほかに「基礎問題精講」と「標準問題精講」、あと一応「思考力問題精講」というものも出ています。
しかしこれ、名前に注意してください。
「入門」といえば「超簡単」というイメージがありますがそんなことはありません。
さらに「標準問題精講」は名前からすると標準的な、普通のレベルの問題が出てくるかと思いきや、東大、東工大の問題をメインに取り入れています。
入門から基礎問にはつなげられますが、そこから標準問題精講にはスムーズにつながらないかもしれません。
難易度
易しい~標準レベルが集まっています。
易しい…とはいっても決して簡単ではありません。
作者曰く入試までには解けてほしいレベルの問題を集めています。
入門だから簡単だろう思っていても意外と解けないでしょう。
といいますと、入試の形式に慣れるため問題文が少し長めのものをあえて取り入れているからです。
ただし、あくまで入門問題精講であり、取り扱っている問題自体は基礎的な内容です。
教科書の問題は全部解けるから、より実践的な内容に取り組みたい!という方や塾や予備校で問題をいくつか解いたことがあるから、実力を試してみたい!という方にもお勧めしています。
その他
旧版と何が変わったの?
今回紹介した問題集には新入試対応と書かれていますが、旧版とほぼ変わらないそうです。
問題が8問ほど追加されています。
同じくらいのレベルの問題集は?
同じレベルの問題集として
- 全レベル問題集1基礎レベル
- 秘伝の物理問題集
などが挙げられます。
まとめ
今回は入門問題精講を紹介しました。
入門だから簡単…というわけではなく、実践形式を意識した、問題を多く取り入れています。