今回は実況中継シリーズの物理基礎+物理を紹介します。
1冊目におすすめの参考書の中では比較的薄めです。(それでも多いですが)
全体概要
こんな感じです。(個人的感想)
星の数 | 説明 | |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 物理を始めて勉強する人でも始められます。 |
到達度 | ★★☆☆☆ | 基礎的なことは身につきます。 |
必要時間 | ★★★★☆ | 448ページあります。 |
有名度 | ★★★★☆ | 実況中継はシリーズ化されているので知名度は高い方です。 |
図の多さ | ★★★★★ | 図が非常に多いです。 |
作者は浜島先生です。
白い表紙にカラフルな文字で実況中継と書かれているのが特徴です。
難易度
この参考書のターゲットは物理は初めて勉強する人です。
物理の授業を聞いたことがない人でも取り組めるレベルの参考書です。
同レベルの参考書としては「宇宙一わかりやすい高校物理」や「漆原晃の面白いほどわかる」などが挙げられます。
授業の代わりや補助としても使えます。
内容
この参考書の最初には、物理の勉強の仕方や図を描いて考えるなどのアドバイスがあります。
よく本の進め方を冒頭に書いてある参考書はありますが、このように勉強のアドバイスを細かに書いてあるのは少し珍しいです。
また、初めて出てくる用語に、ふりがなが振っていることがあります。
意外とフリガナや読みがなを書いてくれている参考書は少ないので、初めて勉強する人には役に立ちます。
実況中継という題名がいついている通り、文章の文字数がほかの同レベルの参考書に比べてやや多い印象です。
しかし、口語体で、授業をしているかのように書かれているので読みやすく、頭に入ってきます。
やはりこの読みやすさが本書の特徴だと思います。
物理の参考書では珍しくないですが、今まであまり本を読まなかったり、参考書を使わなかった人には、この450ページはとても膨大な量に感じると思います。
いくらわかりやすくても、文章が読みにくかったら途中で挫折してしまうでしょう。
だからこのように読みやすい参考書というのは理解を助けますし、なにより受験範囲を1周勉強することのハードルが低くなります。
載っている問題は全部で63題です。
正直足りないので問題集は必須となります。
この参考書の冒頭でも書かれていますが、「物理のエッセンス」をおすすめします。
出版社はエッセンスと出版社は違いますが著者は同じ浜島先生です。
逆に物理のエッセンスを買ったものの全くついていけない人はこの実況中継を進めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
文章を読むのが苦手な人も是非一度目を通してみて下さい!