このページではシグマ基本問題集 物理 について解説します。
シグマ基本問題集 物理 の全体像
シグマ基本問題集 物理 の難易度や問題量について説明していきます。
全体像がこちらです(個人的感想)
項目 | 星の数 | 説明 |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 簡単な問題集を探している方でも取り組める |
到達度 | ★★★☆☆ | 模試で74点程度を狙えるレベルに |
必要時間 | ★★★★☆ | 問題数は全部で297問程度の多さ |
有名度 | ★★★☆☆ | シグマ基本問題集シリーズはほぼ全教科出ています |
図の多さ | ★★★☆☆ | それなりの多さです |
大きさはA5判
本体160ページで別冊は80ページです。
誰向け?難易度は?
共通テスト(センター試験)で75点を目指せると書かれています。
問題数が多いので確かにこの一冊で教科書レベルから共通テストで75点レベルまで達成できると思います。
問題は基礎問題と応用問題に分かれています。
基礎問題は教科書の例題レベルで公式を使えば簡単に答えが出る問題や穴埋め形式で言葉や数式を入れていく問題が中心です。
応用問題はセミナー物理やリードLightといった学校で配布される問題集に近いです。
基礎問題はもちろん、応用問題も入試で物理を使う人であれば解けるようにして欲しいレベルです。
出典が書かれていないので大学入試の過去問をそのまま使っているわけではなさそうですが、入試においてよく見かける問題が多いです。
とにかくたくさんの問題を解きたい方にお勧めです!
サブタイトルに書かれている通り、基礎をシッカリ固めたい人は取り組みましょう!
内容・レイアウト
この問題集は「物理基礎+物理」ではなく「物理」です。
そのため、物理基礎の問題はほとんど取り扱っていないので気を付けましょう。
30項目に分かれています。
力学が 8 項目で84問、熱力学が 2 項目で15問、波動が 6 項目で45問、電磁気学が 10 項目で125問、原子が 4 項目で28問, 基礎と応用問題合わせて合計297問です。
力学が少ない気がしましたが、先ほども書いたとおり、「物理」の問題集です。
力学は物理基礎でいくらか学んでいるので相対的に少なくなっているのでしょう。
各項目の前に公式と用語が簡単に説明されています。
忘れた人はそれを見ながら解くのも良いと思います。
グラフを書かせる問題は少しありますが、記述式の問題はありません。
用語をそのまま答えるか、計算して出た答えを書く問題がメインです。
なお、解答はまとめて後ろについていますが取り外しができません。
まとめ
基礎固めとして使うのによい問題集だと思います。
問題数が多いので時間がかかってしまいますが、しっかりこなしていきましょう!