今回は物理の参考書を一冊こなした人におすすめの問題集を紹介します!
内容は基礎的なことを扱っていますが決して簡単ではないので、 これらの問題集はいきなり取り組まず、授業や参考書で基礎の基礎を勉強してから買ってください!
1.漆原晃の明快解法講座
漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座 四訂版 (大学受験Doシリーズ)
まずはこちら初学者向けの参考書として人気の高い「大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[力学・熱力学編]が面白いほどわかる本」の著者である漆原先生の問題集です。
もちろん上記の面白いほどわかる本に取り組んでなくても大丈夫です。
この問題集の特徴は、問題の解き方の手順をシンプル、わかりやすく書いていることだと思います。
物理の基礎的なことを勉強しても問題を目の前にするとどう解けばよいのかが分からなくなる人が多いです。
しかし、この問題集は解き方の手順を教えてくれます。
丁寧な解説に加え、例題を通じてどのように考えればよいかが書いてあるので、着実に力をつけることができます。
ただし今回紹介する問題集の中では難しめです。
解説が分かりやすいので丁寧に読みながら、解きかたをひとつひとつ身につけていきましょう!
2.物理のエッセンス
いわずと知れた物理の有名な参考書物理エッセンスです。
力学・波動編と熱・電磁気・原子編の2冊があり、問題数の合計は約430問です。
(まあ、数え間違いがあるかもしれませんが…)
「物理のエッセンス」の表紙は「1,2,8,9,10」という数字が書かれています。
これは入試問題を解くうえで10段階の知識が必要だとすると、ものすごく基本的な、教科書などでも説明が省かれている1と2の部分、それに実践問題を解くために必要な知識である8、9、10をこの本に載せているということらしいです。
では3~7はどうしたのかというと、教科書に任せた。と書かれています。
したがって、3~7の知識は教科書に載っているのでそれを利用して補ってください。ということです。
そのため、教科書や、わかりやすい参考書を1冊こなしたうえで取り組むんだ方が良いと思います。
つまり、「物理のエッセンス」は1冊目ではなく2冊目以降に使うべきだと個人的には思います。
3.入門問題精講
《新入試対応》物理[物理基礎・物理]入門問題精講 新装改訂版
問題数は117題、ページ数は240ページです。
易しい~標準レベルが集まっています。
易しい…とはいっても決して簡単ではありません。
作者曰く入試までには解けてほしいレベルの問題を集めています。
入門だから簡単だろう思っていても意外と解けないでしょう。
といいますと、入試の形式に慣れるため問題文が少し長めのものをあえて取り入れているからです。
ただし、あくまで入門問題精講であり、取り扱っている問題自体は基礎的な内容です。
教科書の問題は全部解けるから、より実践的な内容に取り組みたい!という方や塾や
予備校で問題をいくつか解いたことがあるから、実力を試してみたい!という方にもお勧めしています。
4.秘伝の物理問題集
秘伝の物理問題集[力学・熱・波動・電磁気・原子] (ひとりで学べる)
秘伝の物理講義は「力学・波動」と「電磁気・熱・原子」の2冊がありこちらはその抗議書の続きです。
さらに秘伝の物理問題集highがあるため、つなげて学ぶことができます。
この問題集の特徴は何といってもyoutube上で作者の青山先生が授業をしていることです。
参考書の一部だけをピックアップして授業しているのではなくて、全分野行っています。
板書がきれいで見やすく、問題文からどの物理量が分かっているかを書いてくれているので問題に取り組みやすいです。
教科書に書いてある内容よりも簡単なレベルからひとつひとつ丁寧に説明してくれますし、授業動画もあるので一番挫折しにくいかもしれないです。
まとめ
今回は様々な問題集を紹介しました。
一冊目の問題集としておすすめで、独学の方でも取り組めるので頑張って勉強しましょう!