このページでは「新課程 チャート式シリーズ 新物理 物理基礎・物理」を紹介します。
チャート式シリーズ 新物理 の全体像
理系受験生の間ではかなりの人気、知名度を誇る参考書「チャート式シリーズ」の難易度や問題量について説明していきます。
「チャート式 新物理」の全体像がこちらです(個人的感想)
項目 | 星の数 | 説明 |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 教科書レベルです |
到達度 | ★★★☆☆ | 模試で80点程度を狙えるレベルに |
必要時間 | ★★★★★ | 約480ページあります |
有名度 | ★★★★☆ | チャート式は理系の間では非常に有名 |
図の多さ | ★★★★★ | 図は非常に多く使われています。 |
では詳しく書いていきます。
誰向け?難易度は?
物理を勉強している人の多くは数学も勉強しているかと思います。
その数学の参考書の中で有名なものといえばチャートシリーズです。
例題があり、それを解いて公式や解法を身につけていくという内容です。
しかし、「理科」におけるチャート式シリーズは内容がそもそも違います。 いわば問題集のようなタイプではなく、教科書に近いです。
というか教科書です。 そのため難易度としては低く、物理を勉強したことがない人に取り組んでほしい一冊です。
内容・レイアウト
図や挿絵が多く、イメージが湧きやすいです。
公式の導出過程では、式変形をある程度書いているので丁寧です。
また、知っていると便利な知識や、間違えやすいポイントを書いてくれています。
やはり、学校で配布されたものより、詳しい教科書という印象を受けます。
文字は少し小さい気がしますが、内容がカラフルで、どこに何が書いてあるかが分かりやすいと感じます。
内容の説明の後には問題が載っています。
他の科目も同じですが、問題を解かなければ身につきません。
少し長い問題もありますが、解説が詳しいですし、すべての問題に取り組むことをおすすめします。
ちなみに問題数は約186問です。(見落としがなければ)
特徴
図がとにかく多いです。
力がどこに働いているのかが分かりやすいです。
説明は全体的に丁寧ですが、本文の量は多すぎず少なすぎずです。
細かい説明は「参考」や「補足」として小さな文字で書かれています。
また、知っていると便利なことが書かれています。これらは覚えていると問題を解くうえで役に立つ場合があるので目を通してほしいです。
少々分厚くても良いから一冊で基礎固めをしたい人 or 辞書のようなものが欲しい方におすすめです!
まとめ
今回はチャート式を紹介しました。